October 12, 2008

ロス疑惑・三浦元社長の最期

80年代のワイドショーや週刊誌で時の人と言えば、いわゆるロス疑惑の三浦知義元社長だった。
ロス疑惑とは、三浦元社長と当時の妻・一美さんを巡る一連の事件。
まずは81年8月アメリカ・ロサンゼルスで一美さんが何者かに殴打された「一美さん殴打事件」。
さらにその3ヶ月後、夫妻がロサンゼルスで共に銃撃を受けるのだが、その際、三浦元社長は足に銃弾を受けただけなのに対し、一美さんは頭に銃撃され亡くなってしまった「ロス銃撃事件」。

間を置かずに連続しておきてしまった殴打事件と銃撃事件。しかも一美さんには多額の保険金が…。
これだけでもすでにうさん臭さ抜群なのだが、三浦元社長が事件について語る様子が役者顔負けの芝居がかった雰囲気だったんで、ワイドショーが放っておくわけない。
さらに亡くなった一美さんはモデル並みの美貌の持ち主、殴打事件の実行犯として名前があがったのは元女優、その後三浦元社長と結婚した良枝さんという女性もきれいな方…と、ブラウン管受け(当時はプラズマ液晶なんてないしね)が良かったのもTV的だったのかもしれない。

その後、殴打事件に関しては、元女優とともに逮捕され実刑に。
銃撃事件に関しては、一審で無期懲役、二審で逆転無罪、最高裁で無罪が確定した。
ぶっちゃけ銃撃事件に関しては「疑わしきは罰せず」で助かったんじゃないかと思ってる。

それが今年2月サイパンに旅行中、銃撃事件に関して日本には存在しない共謀罪の容疑で逮捕されちゃったのだ。
共謀罪というのは、簡単に言うと「あいつを殺っちまおうぜ」と相談しただけで殺人罪にも匹敵する罪に問えるというものらしく、つまりは「疑わしきを罰する」法律ぽい。

というわけで、忘れた頃に共謀罪で逮捕されてしまった三浦知義元社長。
「一事不再理」という理論などでアメリカの司法当局と闘う姿勢を見せていたけど、ロスに移送された後、自殺してしまった。

その三浦元社長が、サイパンからロサンゼルスに移送される際にかぶっていた帽子のロゴが「あばよ、またな」を示すスラング(PEACE POT MICRODOT)だったというので、さらなる話題を呼んでいる。

三浦知義元社長は英語をほとんど話せなかったというので帽子のロゴにメッセージを込めたというのはにわかには信じられない。
でも、彼ならそのくらいのサービスはするかな?
…そんな思いすらわき上がってしまう、役者顔負けの半生を生きた人の最期なのであった。


sa9ra3ku at 22:25│ 時事ニュース 
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